アウディ・ジャパンが18日(火)、プレミアムコンパクトSUVの「Q3」にQシリーズ初のRSモデル、「RS Q3」を設定して発売。価格は698万円になっている。
RSモデルはアウディのスポーツモデルの開発生産部門である100%出資子会社quattro GmbHが手がける究極の高性能プレミアムスポーツモデルのシリーズ。ル・マン24時間耐久レースをはじめとするアウディの長年にわたるモータースポーツへの挑戦のなかで培われた、走りのスピリットを余すことなく受け継いでいる。
エクステリアでは、マットアルミニウムのフレームとハニカムメッシュを組み合わせたシングルフレームグリルや、大型のエアインテーク、専用デザインのリヤスポイラーやリヤバンパー、マットアルミニウムスタイルのルーフレールやミラーカバーが上質さを演出。リヤディフューザーインサートとオーバル形状の大口径のスポーツエグゾーストが、よりダイナミックで力強さを強調する。
インテリアにはRSロゴのエンボス加工が施されたスポーツシート、フラットボトム仕様のステアリングホイールを採用。特別デザインのインストルメントパネル、さらには、MMI 3G+やBOSEサラウンドサウンドシステムなども標準装備している。また、APSリヤビューカメラ、リヤサイドエアバッグも標準で搭載。パノラミックガラスサンルーフや、シートにはファインナッパレザーダイヤモンドステッチングなどもオプションで用意される。
直列5気筒TFSI直噴ターボエンジンは最高出力310馬力、最大トルクは420Nmを発生。これに7速Sトロニックトランスミッションとquattro (クワトロ:フルタイム4WDシステム)を組み合わせることにより、あらゆる路面状況においてもこの大パワーを余すことなく確実に路面へ伝達し、優れた高速安定性と操縦安定性を実現した。また環境性能も高められており、これほどの高出力を誇りながら、燃費は11.5km/リッター(JC08モード)を達成している。
足元には5ツインスポークのVデザイン20インチアルミホイールと255/35R20サイズのタイヤを標準装備。さらにスポーク部がマットブラックになった、5アームローターデザイン・マットブラック20インチホイールを選択することも可能。また最新のセーフティ装備として、クルーズコントロール、アウディサイドアシスト、アクティブレーンアシストがセットになったアシスタンスパッケージをオプション設定した。またこのアシスタンスパッケージはQ3 2.0 TFSI quattro 170PS / 211PSにもオプション設定が可能となる。
<アウディ「RS Q3」>
エンジン: 直列5気筒2.5リッターDOHC インタークーラー付ターボ
駆動方式: quattro
ハンドル: 右
トランスミッション:7速Sトロニック
価格: 698万円