アルバート・パーク・サーキットで行われたF1第1戦オーストラリアGP、決勝を終えたマーカス・エリクソン(ケータハム)は次のようにコメントした。
【結果】F1オーストラリアGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数
■マーカス・エリクソン(決勝リタイア)
「僕のF1初レースはリタイアという形で終わってしまったものの、今日の僕たちの戦い方には誇りを感じているよ。全体としてすごく困難な週末だったし、これまでのキャリアを通じても最大級に大変だったよ。でも、僕たちが可能性を秘めていることも示せた」
「最初のスティントでは、序盤にスーティル(エイドリアン・スーティル/ザウバー)を追い抜くことができたし、12番手といういい位置を走っていた。グランプリでの初めてのピットストップも本当にうまくいったよ。でも、その後残念ながら油圧の問題が起きてクルマを止めるしかなかったんだ。まだその原因はつかめていないけれど、もしその問題さえ発生しなければ、マルシャよりも前でゴールできていたと思うよ。それまでは、チルトン(マックス・チルトン/マルシャ)よりもかなり前で走行できていたからね」
「もちろん、金曜日はつらかった。でも、土曜日には改善できたし、今日はこのクルマのレースペースを示すこともできた。最初のスティントでは、最後の何周かはかなりフラットスポットができたタイヤでドライブを続けていた。それでも、リアはうまくコントロールできていたし、パワーユニットもいい感じだったよ。これは次のマレーシア(3月30日決勝)に向けて勇気づけられるものだよ。あそこでは以前にもレースをしたことがあるし、好きなサーキットだからね。だから、僕は前向きな気持ちを持ってオーストラリアを後にする。できる限り早くまたレースをしたいと思っているよ!」