ライコネン「もちろん、勝ちたいと思う」
フェラーリのキミ・ライコネンが、アルバート・パークで行われるF1第1戦オーストラリアGP（3月16日決勝）に向けて意気込みを語った。
キミ・ライコネン
「新たなシーズンの始まりだし、どういうふうに進展するか様子を見るしかないね。僕は新しいチームで走ることになるけれど、フェラーリには以前いたことがあるから間違いなくやりやすいよ」
「どのシーズンも（開幕戦では）疑問符が付き物だし、テストの進展状況次第という部分も多い。今年は、かなり大きくルールが変更されているから、僕たちがどこの位置にいるのかとか、何が起こりそうかなど知るのは少し難しいよ。みんな自分たちがどうなりそうかという大ざっぱな考えは持っているにしてもね。よりはっきりしたことが分かるには、序盤の何レースかが終わるまで待つしかないだろう」
「でも、今自分たちがどういう位置にいるかなんて考えても意味のないことだ。テストではいくつかのチームが僕たちよりも少し速そうに見えていた。でも、僕たちは今、あのときとは違う場所にいる。このサーキットはバーレーンとはかなり異なっているから、違うことだって起こり得るよ」
「もちろん、勝ちたいと思うし、タイトル争いにだってからめることを期待している。今週末は天候が少し難しいものになるかもしれないし、新しいルールによって、燃料をもっと積んでレースをしたときには、違うシナリオが描かれるかもしれないよ」
「僕は、（昨年を含め過去2回優勝している）このサーキットが特別なところだとは思っていないんだ。誰にとっても訪れるにはいい所だけどね。シーズン最初のレースだし、いつも何かが起きてワクワクするようなレースになるよ。でも、僕が昨年ここで優勝しているからといって、今年も同じようにいい結果になるとは限らない。できるだけ多くのポイントを取りたいと思う。あまり問題を抱えることなく、順調な週末になることを期待しているよ。そうすれば、ライバルたちと比べて、僕たちにどれだけの力があるのかということが分かるからね」
「いつだって、もっと改善しなくてはならない部分はたくさんあるものだけど、明日のフリー走行の最初からクルマに満足できることを期待している」
