アウディ・ジャパンは、プレミアムラグジュアリーサルーンの新型「A8」シリーズを3月13日(木)に発売した(一部モデルを除く)。また、5月8日(木)には「S8」も発売される。価格は「A8」が970万円から2,085万円、「S8」が1,620万円となる。
【写真】アウディ、新型Audi A8 / A8 Lを発売(全10枚)
「The Art of Progress (革新の美学) 」をコンセプトに2010年に登場したアウディのフラッグシップモデルの「A8」だが、今回登場した新型では、スーパーチャージャー付きの3.0リッターV6TFSI(310PS)、ツインターボの4.0リッターV8TFSI(420PS)、自然吸気の6.3リッターW12FSI(500PS)の3種類のエンジンをラインアップ。また、2.0リッターTFSIに4.0kW(54PS)と211Nmを発生する電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデルも設定されている。
また、最強モデルとなる「S8」は、最高出力520PS、最大トルク650Nmまでチューンアップされながら、気筒休止システムやスタートストップシステム、エネルギー回生システムなどの採用により、高効率性も両立されている。
エクステリアでは、ひときわ目を引く25個のLEDハイビームで構成される革新的なマトリクスLED技術を使用したヘッドライトを採用(3.0TFSIはオプション)。インテリアにも3色のLEDインテリアアンビエントライティングを標準装備としたほか、2種類のデザインセレクションも用意される。
全モデルに、多段化により燃費向上に寄与する8速ティプトロニックトランスミッションが組み合わされるとともに、高出力を路面へと確実に伝達するクワトロ(ハイブリッドを除く)、スポーティかつ快適な乗り心地を実現する「アダプティブエアサスペンション」、先進のセーフティシステム「アウディプレセンス」を標準装備。また、駐車時に自動でステアリング操作をしてくれるパークアシスト付アウディパーキングシステムや、360°ディスプレイ(サラウンドビューモニター)、BOSEサラウンドサウンドシステムなど、最新の安全装備や快適装備も標準設定とされた。
<新型「A8」シリーズ及び「S8」のモデルと価格>
ハイブリッド/970万円
3.0TFSI/980万円
4.0TFSI/1,240万円
L 4.0TFSI/1,370万円
L W12/2,085万円
S8/1,620万円
※ハイブリッドの駆動方式はFF。ほかは全てクワトロ(フルタイム4WD)
※トランスミッションはすべて8速ティプトロニック
※「L W12」と「S8」の発売日は5月8日(木)