今週末はいよいよF1が開幕する。シーズン前公式テストでは、メルセデスエンジンを搭載するチームが強さを発揮した一方で、チャンピオンチームのレッドブルや小林可夢偉が所属するケータハムは、問題を抱えているルノーエンジンで苦戦していた。
ケータハムのセブン160お披露目会見に登場した可夢偉は、F1開幕戦について完走率が低くなるのではないかという記者の質問にこのように語った。
「僕は完走率がそんなに低くなるなんて思っていません。実際にテスト中にほとんど走れていないように見えても、僕たちはレース距離を走れました。メルセデスなんて1日目から160周走ったりしていました」
「できれば、みんな完走して本当のパフォーマンスでレースがしたいですね。レース前にそれ(他チームのリタイア)を期待しててもダメだと思います」
F1は14日(金)にオーストラリアのアルバート・パークで開幕。第1戦F1オーストラリアGP決勝は16日(日)日本時間15時にスタートする。