ジェンソン・バトン(マクラーレン)は、これまでF1グリッドの後方にいたマルシャが2014年F1シーズンの台風の目になると予想している。
かつてヴァージンとして走っていたマルシャは、共に2010年シーズンから参戦しているケータハムと初ポイント獲得の時期を争ってきたが、2013年シーズンはコンストラクター選手権で11チーム中10位となり、ライバルのケータハムを負かすことができた。
さらに、2014年シーズン前テストでは、フェラーリの「パワーユニット」を積んだマルシャの新車MR03がルノーエンジンを積むライバルのケータハムよりも圧倒的に速さを見せていた。
バトンはブラジルの『Totalrace(トータルレース)』にこう話している。「チームがクルマをあっという間に良くしていくのを見るのは面白いよね」
「今のところ、どうやら強そうなチームがいくつかある。マルシャでさえ、クルマが昨年よりもずっと良くなっている」
「マルシャの実際の速さを目にしたら、みんな驚くと思うよ」とバトンは語っている。