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F1ロングビーチGP復活の動き

2014年03月04日(火)11:02 am

南カリフォルニア、ロングビーチ市の公道で、1970年代から80年代にかけて7度開催されたF1レースに復活の動きとの一報が舞い込んだ。

現在インディカー・シリーズの一戦として開催されている同イベントだが、2015年の契約満了を狙ってF1側がカムバックに興味を示したらしい。しかし昨年、主催者側はこれを否定している。

当時、ロングビーチGPのレース責任者ジム・マイケリアンは次のように話していた。「このレースは手放さない。それに、(権利を所有する)ケヴィン(カルコーヴェン)は売却を前提に誰とも接近したことはない」

ところが地元『Long Beach Press Telegram(ロングビーチ・プレス・テレグラム)』紙は、市議会がレース会場のリースについて4日(火)、議論すると伝えている。F1の権利所有者が「入札のプロセスを開放するよう求めた」ものだという。

F1ロングビーチGPの創始者でバーニー・エクレストンと密接にかかわっているクリス・プークは、次のように語っている。「我々はただ、レース開催にふさわしい者が入札に参加できるよう公平なプロセスを踏んでもらいたいだけだ」

「我々がその一角を占めることができればいいと思っている」

また同紙は、エクレストンが昨年5月、ロングビーチでF1を再開したい旨の書簡をボブ・フォスター市長宛てに送ったとも報じた。

エクレストンは、「もし市長と市議会がその気になれば、ロングビーチ市街地を使って行う自動車レースの開催権を競争入札で決められるはずだ」と書いて送ったという。

「ロングビーチのF1が復活できればいいと思っている。もし競争入札が許可されれば、これに参加すべくしかるべき組織を立ち上げる方向で検討するので、その際はぜひご一報いただきたい」とエクレストンは付け加えている。

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