バーレーン・インターナショナル・サーキットで、F1テスト2日目が行われ、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)が前日に引き続きトップタイムを記録した。
くもり空だったが、路面温度は25度以上となった28日。ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、小林可夢偉(ケータハム)に代わって、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、マーカス・エリクソン(ケータハム)がこの日ステアリングを握った。
午前中は、ペレスが最速タイムを出す中、パストール・マルドナード(ロータス)とダニエル・リカルド(レッドブル)は、ほとんどガレージにとどまっていた。
午後になると精力的に周回数を稼いだリカルドは、最終的に66周を走り込み、3番手でテストを終えた。テスト3日目からレッドブルは、王者セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が参加するため、リカルドの開幕前テストはこれで終了となる。
2番手はこの日最多周回数となる122周を走ったアロンソ。レースのシミュレーションをこなすなど、2週間後に迫った開幕戦にむけて準備を進めている。
4番手はフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、5番手はジェンソン・バトン(マクラーレン)が入り、やはりメルセデスエンジンを搭載するチームが上位を占めた。
一方、メルセデスAMGはこの日7番手。ハミルトンは、午前中一度赤旗を出している。大きな問題は発生しなかったが、改善するところはまだあるとハミルトンはテストに語っている。
6番手はジュール・ビアンキ(マルシャ)、8番手はジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)、9番手はエステバン・グティエレス(ザウバー)だった。
10番手は31周しか走れなかったマルドナード、最下位は可夢偉のチームメートであるエリクソンとなっている。
今回のバーレーンテストは1日(土)も行われる。