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可夢偉「信じられないほど遅い。F1のレベルじゃない」

2014年02月24日(月)17:38 pm

今季F1マシンの速さについて、小林可夢偉(ケータハム)が「F1のレベルじゃない」と語った。

F1は今季からV6ターボエンジンへ移行。また、熱エネルギーと運動エネルギーを回生するERS(運動エネルギー回生システム)を導入するなど、大幅にルールが変更された。そのため、1回目の開幕前テストではトラブルが連発、昨年より大幅にタイムが落ちただけではなく、まともに走れないチームも多かった。

先週にバーレーンで行われた2回目のテストで総合トップになったニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が記録したタイムは、昨年のバーレーンGPで記録されたポールポジションのタイムからわずか1秒遅れに。しかし、王者レッドブルを含め、ルノー製のパワーユニットを搭載するチームはバーレーンでもトラブルに苦しめられた。

可夢偉が所属するケータハムもルノーエンジンを搭載しているが、予算規模の小さい同チームにとって、新パワーユニットのトラブル対応と、新ルールへの対応という2つの課題を同時進行することは特に難しいとされる。

バーレーンテストで可夢偉は『Speedweek(スピードウィーク)』に対し、次のようにコメントしていた。

「今の僕たちはF1のレベルじゃないですよ。よりGP2に近いレベルですね」

「クルマにはたくさんの問題がありますし、タイムは信じられないほど遅いです」

「メルセデスAMGが飛び抜けていますが、何ができるのかを示してくれていますし、どの方向性で開発すべきなのかも見せてくれています」

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