スイスに本部を置くザウバーが、スイス出身で現在はアメリカのインディカーシリーズで活躍する女性ドライバーのシモーナ・デ・シルベストロと契約を行った。
ザウバーが14日(金)に発表したところによれば、これまで4年にわたってインディカー参戦してきた25歳のデ・シルベストロは、今回ザウバーの「提携ドライバー」になった。
デ・シルベストロは今後、スーパーライセンスの取得と、2015年にF1のレースシート獲得を目標として「サーキットでのテスト、シミュレーターでの訓練、さらに精神面や身体面の準備」を行うことになる。
F1で初めての女性チーム代表となったザウバーのモニシャ・カルテンボーンは、「シモーナが抱いている野心は、2015年にF1デビューすることです」と語った。
ザウバーは、すでに2014年の控えドライバーとしてオランダ人ドライバーのギド・ヴァン・デル・ガルデと契約。そしてロシア人ドライバーのセルゲイ・シロトキンをテストドライバーとして起用することが決定している。