レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、今季フェラーリのドライバーラインアップについて質問された。フェルナンド・アロンソにキミ・ライコネンという「水と油」の組み合わせだ。アロンソとライコネンは過去にF1ドライバーズ・チャンピオンを手にした実績を持っている。
「たとえ二人がもめようとも、何とか機能させないといけない」と語るマテシッツ。
「我々を見たまえ。あれほど長い間(セバスチャン)ベッテルと(マーク)ウェバーが危機的な関係にありながら、うまくコントロールしたじゃないか」
「たとえアロンソとライコネンが血を分けた兄弟だって構うものか」とマテシッツは締めくくった。
ベッテルとウェバーのコンビは2009年から2013年までの5年間続いた。しかし、その中でチームメート同士での接触が幾度と発生、ふたりの仲は最後まで険悪だった。ウェバーが2013年限りでF1を引退したため、レッドブルは今季、4年連続F1チャンピオンに輝いたベッテルと、姉妹チームのトロロッソから昇格したダニエル・リカルドで挑む。