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シューマッハ、肺炎を併発との報道

2014年02月12日(水)17:16 pm

2013年末のスキー事故以来、こん睡状態が続いているミハエル・シューマッハだが、伝えられるところによると現在肺炎を起こしているという。

ドイツの主要日刊紙である『Bild Zeitung(ビルト・ツァイトゥング)』が、2週間半ほど前から医師たちによる覚醒(かくせい)に向けた処置が施されているシューマッハだが、現在は肺の状況改善のために抗生物質が投与されていると報じた。

『Bild Zeitung(ビルト・ツァイトゥング)』紙の記者は、「その状態については、まだはっきりしていない」とするとともに、「そのために、覚醒に向けた処置が停止されているのかどうかも不明だ」としている。

シューマッハのマネジャーであるザビーネ・ケームは、「推測に対するコメントは行いません」と語るにとどまっている。

ハンブルグ病院のハインツペーター・モエク教授は、これに関し、『Bild(ビルト)』に次のように語った。

「肺炎は通常、深刻かつ危険な病気だ。身体への酸素の供給量が減り、衰弱してゆくためだ」

モエク教授によれば、こん睡状態の患者は人工呼吸器によって咳(せき)が妨げられることで、しばしば肺炎にかかることがあるという。

「健康な人間であれば、無意識のうちに1分あたり数回咳をしたり飲み込んだりしており、それによって肺を守っている」とモエク教授は説明した。

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