ホンダが7日(金)、2014年のモータースポーツ活動計画発表会を実施。インディカーで5シーズン目を迎える佐藤琢磨も出席した。
インディカー・シリーズについては、今季から新型2.2リッターV6ツインターボエンジンを7チーム10台に供給するホンダは、ドライバーとエンジンマニュファクチャラーのダブルタイトルを目指す。北米に渡って5年目となる佐藤琢磨は、昨年同様にA.J.フォイト・レーシングからチャンピオンを目指し、次のように語った。
「早いもので北米挑戦5年目になります。今年もA.J.フォイト・レーシングから参戦します。基本的には体制も変わらず、チーム一丸となってやっていきたいと思います。すでに今シーズンの活動が始まっていまして、新型ツインターボエンジンの開発が順調に進んでいます。昨年のシングルターボエンジンに比べると、ドライバビリティが非常に良くなっています。今後2月、3月のテストが控えていますが、さらなるパワーアップの予定があり、楽しみにしています。今年は、圧縮されたシーズンになりまして、年間18戦が一気に進むかたちになります。今シーズンは、インディカー・シリーズに集中してより良い成績を求めて頑張っていきたいと思います」
「昨年は、自身の目標であった初優勝をとげることができました。ですが、シーズンを通してみると、非常に悔しいレースがいくつかありました。2014年シーズンは、最後まで安定したレースで、上位入賞を続けて、総合優勝を狙っていきたいと思います」と琢磨は締めくくった。