年末のスキー事故で人工的なこん睡状態に置かれていた元F1王者ミハエル・シューマッハを覚せいさせるため、鎮静剤の量が減らされてから2週間経過したが、シューマッハは今も目を覚ましていない。
これを報じたのは、『Bild Zeitung(ビルト・ツァイトゥング)』。同紙の報道によると、シューマッハは度々、反射的に身体の一部を動かすことがあるものの、意図的に与えられた刺激に対する反応はないという。
しかし、妻のコリーナは毎日シューマッハに付き添い、医師団のアドバイスに従ってシューマッハに話しかけ続けているとのことだ。また、6日(木)にはフェラーリで共に黄金時代を築き上げたロス・ブラウンが、従業員用の出入り口から報道陣に見つからないよう入り、シューマッハの元を訪れていた。