ほぼ、各チームのドライバー体制が固まりつつある中、最後にいくつか残されている控えドライバーのシートのひとつをブラジル人新人ドライバーのフェリペ・ナスルが獲得することになりそうだ。
昨年11月に、ブラジル人ドライバーのフェリペ・マッサが2014年にはウィリアムズへ移籍することが発表されたのに続き、もうひとりのブラジル人がウィリアムズの控えドライバーに指名されるのではないかとの報道が行われていた。
F1の下位カテゴリーであるGP2で活躍していた21歳のナスルは、ブラジル銀行やスカイ・ブラジルをスポンサーに持ち、キミ・ライコネンのマネジャーとしても知られるスティーブ・ロバートソンにマネジメントを委ねている。
このほど、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』が報じたところによれば、ナスルはウィリアムズとの間に控えドライバーとしての契約を結んだとみられ、年間19レースのうち半数ほどのレースにおいて金曜のフリー走行に出走することになるだろうという。
くしくもマッサと同じファーストネームを持つナスルの契約には、シーズン中に「相当の距離に及ぶテストを担当」することも含まれている、と『Autosprint(オートスプリント)』は伝えている。