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ラウダ、メルセデスAMGが一歩リードと認める

2014年02月06日(木)12:24 pm

ふだんは楽観視を好まない、メルセデスAMG会長のニキ・ラウダ。だが、さすがに先週ヘレスで行われた今年最初のF1合同テストを受けてチームの優位を自覚したようだ。

ヘレスでは、パフォーマンスは二の次といった姿勢を見せた各チーム。フェラーリ、マクラーレン、レッドブルら、主なライバルを抑えてメルセデスAMGがテストで主導を握ったのは関係者の意見が一致するところだ。

「(ヘレスは)実質的にエンジンのテストだった。各チームとも新しいエンジンを試すチャンスが必要だったからだ」と、ラウダは『Osterreich(エステルライヒ)』紙に語った。

「我々はレース3回半にあたる距離を走ったよ。とてもよくやったと思う」

「現時点で我々が頭ひとつ抜けているかに見えるが、そうした勢力図はたちまち書き変わってしまうものだ」と、ラウダは警戒を怠らない。

レッドブルについては同情を禁じ得ないというラウダ。何しろ新車RB10を走らせるのがやっとだった。

「新型のハイブリッド・エンジンは、何しろ繊細かつ複雑でね。手懐けるのに苦労するんだ」

「技術的にとてつもないチャレンジだよ。我々メルセデスも細かい問題が多く出た。だが、たちどころに解決できたがね」

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