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ハース、2015年F1参戦を申請へ

F1最高権威バーニー・エクレストンの警告にも関わらず、アメリカ人実業家ジーン・ハースは計画通りに2015年F1参戦を推し進める意向だ。

米ストックカーシリーズNASCARのチームオーナーであるハースは、FIA（国際自動車連盟）の求めに応じて、1チーム分の空きがあるF1への参戦を意志表明。これに対してエクレストンは、F1をまともに戦うだけの資金を投入する覚悟があるのかと、疑いの目を向けた。

「彼（エクレストン）は我々に許可が下りると思っていないらしい」とハース。「もしかしたら骨折り損になるかもしれない」

それでも『Autosprint（オートスプリント）』誌によると、ハースは強硬に計画を進めるつもりのようだ。

ハースの動きについて同誌のアルベルト・アントニーニ記者は、参戦能力や十分な予算で戦う意志をアピールすべく、FIAが定めた次の申請締め切り日である2月10日（月）に向けて準備中だと報じている。

さらに『Autosprint（オートスプリント）』は、元ジャガー（現レッドブル）のギュンター・スタイナーと手を組み、ダラーラのマシンで2015年F1に打って出るとハースのF1プロジェクトを分析。パワーユニットはフェラーリだという。

アントニーニ記者は「今後の展開を待つ」としている。