1月28日(火)から4日間にかけて行われた今シーズン最初のF1公式テストへの参加を見合わせたロータスだが、次の公式テストであるバーレーン(2月19日開始)を待たずして、新車での走行プログラムを実施することになったようだ。
イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』が報じたところによれば、ロータスは2014年型車E22を、7日(金)と8日(土)に、ヘレス・サーキットで走行させるという。
F1では現在、サーキットでのテストは厳格に制限されているが、各チームには一定範囲で宣伝活動目的の走行が許されている。今回のロータスの走行は、公式にはピレリタイヤのデモンストレーションとして、宣伝用の撮影を目的としたものとなる。
だが、記者のロベルト・チンケーロは今回のセッションについて、先のヘレステストを大失敗のうちに終えていたエンジンサプライヤーのルノーにとっては非常に重要な機会になるだろうと書いた。
さらに、非対称の先端を持つ斬新なノーズが採用されたロータスE22が初めて実走行を行うことで、そちらにも注目が集まることになりそうだ。