今シーズンは新たなレギュレーションによって、すべてのチームがあまり見栄えがよいとは言えない形状のノーズを採用している。そして、それらについてF1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は合法であるとの宣言を行った。
先週、ある一連のチームが、ほかのチームのノーズを批判したことで、これらの過激なノーズに関する騒動が大きくなっているとの報道がなされていた。そして、FIAはその両者に対して不満を抱いているとされていた。
だが、安全性の問題やその合法性、さらにはほとんど誰もが「醜い」と形容しているにもかかわらず、ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』は、FIAがこの問題について2014年シーズンは棚上げにすることを決めたとの関係者のコメントを紹介している。
「FIAは、2015年にそのルールを明確化する予定だ」、と『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』は付け加えている。
この男性器を想像させるようなノーズ形状については様々なことが言われており、その中でももっとも見るに堪えないのはケータハムのまるでシャベルのようなノーズだとも言われている。
だが、今季2年ぶりにケータハムからF1復帰を果たすこととなった小林可夢偉は、次のように語った。
「すごくカッコよくはないかもしれませんが、いい感じですよ。それに、ドライバーからはノーズは見えませんからね!」