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レッドブル、トラブル多発で首脳が緊急帰国

2014年01月31日(金)16:34 pm

28日(火)に始まったF1開幕前テストで、連日トラブルに見舞われてまともに周回を重ねられていないレッドブル。この緊急事態を受け、デザイナーのエイドリアン・ニューイ、チーム代表クリスチャン・ホーナー、そしてモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコが急きょイギリスの本拠地へ戻った。

スペインのヘレスで行われているテストでは、各チームとも多くのトラブルに見舞われている。中でも、王者レッドブルの問題は深刻で、初日は3周を走ったのみでタイムなし、2日目はわずか8周のみでタイムを出した中での最下位、3日目も3周のみでタイムはなしという状態だ。

今回のテストでは、ルノーのパワーユニットを搭載する各チームが軒並み、走行できないというトラブルを抱えた。レッドブルも当初は、ルノーのパワーユニットに原因があるとして、ルノー側も自社のパワーユニットを搭載する全チームに問題が起きていると認めていた。

しかし、マルコはヘレス・サーキットを去る前、レッドブル側にも原因があることを認めた。今年は冷却が非常に重要な要素になるが、空力を最優先にすることで知られるニューイが、限界ギリギリの設計をしたことが原因ではとの意見も出ている。

今年からレッドブルに昇格したダニエル・リカルドも次のように語り、レッドブルがすでに2月19日(水)から始まるバーレーンテストに焦点を合わせていると示唆した。

「今、彼がサーキットでできることは少ないと思う。それに、彼はミルトン・キーンズのオフィスで作業できて満足だろうね」

「バーレーン前の休みが、チームにとってはとても助かるものになるよ」

「時間は僕たちの味方だ。何かしら(の問題)を抱えてメルボルンへ行くことになっても、シーズンは長いからね。チームの皆は勝ち方を知っているし、問題を解決してくれるはずだ」

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