ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、今シーズンのF1エンジンサプライヤーであるメルセデス、ルノー、そしてフェラーリの間にちょっとした論争が起こっていると報じている。
その論争の原因は、少しでも車両重量の増加を抑えたいF1カーにおいて、3ないしは4キログラムの重量のあるターボチャージャーの保護カバーを装着する必要があるかどうかということだ。
メルセデスとルノーは、ターボが破損した際の安全上の理由により、そのカバーは必要だと主張。しかし、フェラーリではそのカバーを取り外しても問題ないと考えているという。
記者のトビアス・グルーナーは、「近々、FIA(F1統括団体である国際自動車連盟)とこの件について確認するための話し合いが行われる」と書き、次のように結んでいる。
「ルノーは、ターボチャージャーが壊れて飛び散った場合にはどういうことになるかということを示すための映像を用意しているようだ」