28日(火)からスペインのヘレス・サーキットで実施が予定される今年初のF1合同テスト。この貴重な機会を欠席することに決めたロータスだが、チームにエンジンを供給するルノーは、その影響は計り知れないと考えている。
同じくルノーのエンジンを使用するレッドブル、トロロッソ、そしてケータハムとデータを共有できるため、不利になることはないとロータスは主張していた。
しかし、ルノーの技術責任者ロブ・ホワイトは、そうした考え方に問題があると次のように話す。
「基本的なパワーユニットは各クライアント同一だ」と、イタリアのモータースポーツ専門誌『Omnicorse(オムニコルセ)』に語るホワイト。「そして、情報はみんなにシェアされる」
「しかし、エンジンの搭載方法はチームによってさまざまだ」
「もちろん、シミュレーションは可能だ。しかし、それだけではすべてを把握できない」とホワイトは付け加えている。