24日(金)に、ロータスのチーム代表エリック・ブーリエの即時離脱が発表されたが、これによりブーリエがマクラーレンの新たなチーム代表に迎えられるのではないかとのうわさが沸き起こっている。
12月には、ブーリエがロータスのチーム代表を辞職するのではないかとのうわさが起こったが、このときブーリエはロータスの「何も変わらない」と怒りを込めて語っていた。
だが、それはロン・デニスが再びイギリスの名門チームであるマクラーレンの最高責任者に返り咲き、現在のチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュの進退が不透明となる前の話だ。
ロータスは、ブーリエが即座にチームを離れることを認め、その後任にはチームオーナーであるジェラルド・ロペスが就くことを発表。ロペスは声明の中で次のように語った。
「我々はエリックのこの4年にわたる貢献に感謝したい。そして我々はこれからのシーズンにおいても、F1のトップチームのひとつとして戦い続けてゆくことができると確信している」
マクラーレンに関するうわさとともに、ブーリエの離脱は、財政的に苦境に立たされているロータスの今後に関する懸念を一層強めることにもなった。
だが、ロータスが24日(金)に出した声明には、2014年型車がデビューする来月のバーレーンテストにはさらに新たなスポンサーの名前も明らかにされると次のように記されている。
「チームの管理体制、クルマ、そしてパートナーの顔ぶれによって、ロータスがあらゆる意味においてF1でも最強レベルのチームとなることを求め続けるという意思と熱望を持っていると示すことになるだろう」