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“レースドライバーのかがみ”ザナルディが現役復帰

2014年01月23日(木)12:18 pm

アレックス・ザナルディが2014年、モータースポーツの世界に帰ってくる。

2001年ドイツのラウジッツリンクで行われたカート(現インディカー)の一戦で大クラッシュ、両足を失ったザナルディ。だが2003年にレース復帰を果たし、2005年には周囲の予想を裏切り、WTCC(世界ツーリングカー選手権)でBMWに乗ってみごと優勝を手にした。

そのうえハンドサイクリングに進出、2012年のロンドン・パラリンピックではふたつの金メダルを獲得してみせた。

1999年のウィリアムズを最後にF1から足を洗ったザナルディ。そんな彼が、47歳にして四輪モータースポーツの世界に戻ってくる。

今回ザナルディが参戦するのは、ブランパン・スプリント・シリーズ(旧FIA-GT)。すでにチームと契約を交わし、特別に改造されたBMWをドライブすることになっている。

「2009年にモータースポーツの世界を離れてからも、心のなかではレーシングドライバーのつもりだった」と語るザナルディ。

ザナルディ用にマシンを製造したBMWのモータースポーツ部門責任者、イェンス・マルクワルトは次のように話している。「すべての人にとって、アレックスは人間的にもスポーツマンとしても手本となる存在だ」

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