アウディが、2014年のWEC(世界耐久選手権)ル・マン24時間を戦うR18eトロン・クワトロに、LEDとレーザーライトを融合させた革新的ヘッドライトを搭載すると発表した。
R18eトロン・クワトロは、左右各8ユニットで構成されるマトリックスLEDヘッドライトを採用。昨年のル・マン24時間では、最強の光度と最も広い照射範囲をほこっていた。そして今年は、これにレーザーライトが加わり、性能がさらに向上される。このヘッドライトユニットにはインテリジェント・コーナリングライト機能も搭載され、サーキット走行中のマシンの位置に応じて、ドライバーがステアリングを切り始める前からコーナーを照らす。
アウディはレースの現場でレーザーライトのテストを重ね、近い将来に市販車へ搭載する予定だ。