2013年F1シーズン末にフォース・インディアのシートを失ったポール・ディ・レスタが、2014年ドイツツーリングカー選手権(DTM)へ復帰することが21日(火)発表された。
2010年のDTM王者に輝いたディ・レスタは、翌2011年にF1デビュー。このほど、DTM時代の3年間を過ごしたメルセデスへ復帰することが正式に決定した。
さらには、メルセデスのワークスチームとしてF1に参戦しているメルセデスAMGのリザーブドライバーをディ・レスタが兼任するかもしれないとの報道もある。
「自分たちのF1チームのために、メルセデスがディ・レスタにリザーブドライバーをお願いするかもしれないとの話も浮上している。つまり、ディ・レスタはルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)とニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)の控えドライバーにあたる」と『Times(タイムズ)』紙のケビン・イーソン記者は述べている。
ディ・レスタは、21日(火)から始まったテストにすでに参加している。
「DTMに戻って来られて、気分は最高さ。大勢の懐かしい面々と再会できるしね」とディ・レスタは語った。