財政的苦境に立たされているロータスだが、そうした状況のもとで、株主のひとりであるアンドリュー・ルーハンの勢力が拡大しつつある、とスペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』が報じている。
『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』によれば、今年早々に、これまでロータスでCEOの職にあったパトリック・ルイスの辞職が発表されたが、その後任となるマシュー・カーターは、ルーハンと緊密な関係にある人物だとしている。
『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』のレイモンド・ブランカフォルト記者は、投資家集団クァンタムからの出資案件が行き詰まっていることを受け、昨年、ロータスの株式の2パーセントを取得した不動産開発業を営むルーハンの存在がロータスにおいて一層大きなものとなってきていると書いた。