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コレスとステファンも2015年のF1参戦を目指す

2014年01月20日(月)11:17 am

F1最高責任者であるバーニー・エクレストンが、16日(木)に新規にF1参戦を目指すふたりの人物と交渉をしていることを明らかにしていた。そして、そのひとりがNASCARに参戦しているスチュワート・ハース・レーシングの共同オーナーであるジーン・ハースであることが報じられている。

だが、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、2015年にF1のピットレーンに12番目のチームとしてガレージを設ける可能性があるチームは、あともう2つあると報じた。

ひとつは、かつてジョーダン、ミッドランド、スパイカー、フォース・インディア、そしてHRTでチーム代表を務めていたコリン・コレスの率いるチームだ。コレスは長期にわたって自身のフォーミュラカーやスポーツカーのチームを運営してきた。

そして、もうひとつはセルビア人ビジネスマンのゾラン・ステファノビッチが率いるステファンGPだ。ステファンGPは数年前にもケルンにオフィスを構え、F1から撤退したトヨタの2010年型車を用いてF1への参入を計画したことがある。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』の記者であるミハエル・シュミットは、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は、2月末までに、この3つの候補のうちのいずれか1チームがF1参戦の資格があると認めるかどうかを判断することにしていると伝えた。

「最も興味深い候補者は間違いなくジーン・ハースだ」、と書いたシュミットは、62歳のハースは数億ドル(数百億円)に及ぶ予算を有するとともに世界でも最高レベルの風洞をノースカロライナに所有しているとし、次のように続けた。

「クルマは自らの組織内で設計されるものの、最初はダラーラが製造することになるだろう」

「エンジンとトランスミッションはフェラーリから供給を受けることになるだろう。ハース自身は表に出ることを好まないため、チームのリーダーはかつてレッドブルのチームマネジャーを務めていたギュンター・シュタイナーになるだろう」、とシュミットは付け加えている。

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