小林可夢偉との契約が近日中にも発表されるとみられているケータハム。そのチーム体制が徐々に見えてきた。
ケータハムは、可夢偉とルーキーのマーカス・エリクソンというラインアップで今季F1を戦うとの見方が強まっている。そして、ここにオランダ出身のフラインスがリザーブドライバーとして加入するようだ。
フラインスは高い評価を得ており、ザウバーのリザーブドライバーを務めていた。しかし、昨シーズン途中にリザーブドライバーの座を失っている。これには、スポンサー資金不足が大きく影響したとも言われる。
オランダの『Dagblad de Limburger(ダグブラッド・デ・リンブルガー)』紙によると、フラインスは2014年にケータハムのレースシートを獲得する直前だった。だが、結局はリザーブドライバーとしての加入になったという。
また、フラインスはケータハムの2014年マシンで16日間走ることが保証されているようだ。そのうち、8日間はグランプリの金曜日、そして残りの8日間はテストでの走行になる。
さらに『Dagblad de Limburger(ダグブラッド・デ・リンブルガー)』は、28日(火)に始まるヘレステストでフラインスがケータハムのマシンを走らせると報道。そして、開幕前のテスト期間中にもう一度フラインスの出番があると加えた。
一方のフラインス本人は『Speedweek(スピードウィーク)』に対し、「2014年のことについて取り組んでいるけど、もちろんF1も選択肢の1つだよ」と述べるにとどまり、契約が決まっているとの報道は否定した。