ホンダの海外向け高級車ブランドであるアキュラが、米国デトロイトで開催されている2014年北米国際自動車ショー(一般公開日:1月18日~26日)において、新型「TLXプロトタイプ」を世界初披露した。
TLXプロトタイプは、現在販売している「TL」「TSX」に置き換わるミドルサイズのラグジュアリーセダンとして、しなやかで引き締まったアスリートを思わせるスポーティーなエクステリアデザインを実現。また、ジュエルアイ(Jewel Eye)LEDヘッドライトを採用し、宝石のようにキラキラと輝く特徴的なデザインと、高い視認性や広い照射範囲を両立した。
パワートレインには、新開発の2.4L直噴DOHC i-VTEC直列4気筒エンジンと、「MDX」に搭載している3.5L直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンを採用。トランスミッションは、2.4Lエンジンには新開発のトルクコンバーター付き8速DCTを、3.5Lエンジンには9速オートマチックトランスミッションをそれぞれ組み合わせ、高出力と低燃費を両立している。
また、FFモデルには「RLX」に搭載しているプレシジョン・オール・ホイール・ステア(Precision All-Wheel SteerTM)を採用し、高い旋回性と安定性を両立。さらに、3.5Lには従来より25%軽量化した新世代の四輪駆動力自在制御システム(SH-AWD)を搭載したモデルを設定した。このほか、低速追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)やレーンキープアシストシステム(LKAS)などの先進安全装備に加え、次世代アキュラリンクなど先進技術を搭載する。