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マクラーレン、2013年の不調の原因は未だ不明

2014年01月14日(火)13:10 pm

マクラーレンは、成績不振に苦しんだ2013年F1シーズンのクルマの問題点を特定できないまま選手権を終えてしまった。

チームのテストドライバーを務めるゲイリー・パフェットは、2014年の新車MP4-29のシミュレーター作業を行っていることを明かした。

「誰もが、新たな一歩を踏み出したと感じているよ。スタートから躍進するために全力で努力する」

マクラーレンにしては珍しく、2013年シーズンはMP4-28の設計が大失敗となり、チームランキング5位という不本意な成績で終えてしまった。

しかし、2014年シーズンは規約が大きく変わるため、チームは2013年型車のMP4-28の問題を解決したクルマを作るのではなく、イチからクルマを設計することにしたとパフェットは話している。

さらに、パフェットによるとマクラーレンのエンジニアたちはMP4-28の何がそれほど悪かったのか今も解明できていないらしい。

「(問題を)完全に特定できていたら、シーズン終了時にはもっと競争力があったはずさ」

「複数の個所に、シーズン中に改善できないような問題があったのだと思う」

最初の冬季F1テストをロータスが欠席することが明らかとなり、メディアの関心はロータスと同様にテストを欠席するチームがあるのかという点に移っている。

しかし、パフェットは、マクラーレンは必ずテストに参加すると話している。

「ファクトリーでクルマを見たよ。みんな一生懸命作業してくれているし、クルマはヘレス(テスト)に間に合う」

「計画次第だが、まずはV6ターボエンジンを理解すること、エンジンがどのように性能を発揮するかを理解することが最初の目標になるだろうが、簡単には進まないだろうと思っている」

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