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メルセデスAMG、2014年F1マシン開発で有利に?

2014年01月06日(月)17:01 pm

ルールが大きく変わる2014年F1。メルセデスAMGのニキ・ラウダ会長は、同チームが開発競争でアドバンテージを得られると示唆した。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、メルセデスAMGは現在、テスト施設で新旧のパーツを組み合わせたシャシーに今季用のV6ターボエンジン、エネルギー回生装置、ギアボックス、冷却システムを搭載してテストを行っている。

ラウダによると、今季のマシンは冷却が大きな要素になるという。

「我々は常に新しいことを学んでいるような状態だ。今後は水温やインタークーラーを管理しなければいけなくなったからね」

「オイルや冷却液は、適切な温度域に収めなければならない」

「ある限界点を数度上回ってしまうだけで、突然すべてが止まってしまうんだ」

また、メルセデスAMGやフェラーリといったワークスチームは、比較テストを行うことができるため、カスタマーチームよりも有利になるとラウダは指摘。次のように続けている。

「彼らは、エンジンパートナーから提供される情報だけに基づいて、冷却(の開発)をやらなければいけない」

ラウダはその一方で、メルセデスやルノーのように3つのカスタマーチームへエンジンを供給するメーカーが、フェラーリよりも若干のアドバンテージを得るとも語った。今季のフェラーリが抱えるカスタマーチームは、ザウバーのマルシャの2チームだ。

「4チームとは、情報源が4つあることを意味する」

「皆それぞれ、固有の問題を抱えるものだ。つまり、より早く学び、より迅速な対応が可能となる」とラウダはコメントしている。

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