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シロトキン、F1ロシアGPでの金曜フリー出走を確信

2013年12月25日(水)12:02 pm

ザウバーのセルゲイ・シロトキンが、2014年に初開催が予定されているF1ロシアGPで出走できるのは「間違いない」と語った。

ザウバーに対するロシアの企業団による「救済契約」の一環として、現在18歳のシロトキンがザウバーのレースドライバーになると考えられていた。だが先週、エステバン・グティエレスがエイドリアン・スーティルのチームメートとして2014年も残留するとザウバーは発表。そして、シロトキンについては2014年にテストドライバーとなることを明らかにしている。

ザウバーのチーム代表であるモニシャ・カルテンボーンは、シロトキンに関して次のように語った。

「私たちは依然として彼(シロトキン)をF1にデビューさせるための準備をするという目標を持っています」

シロトキンも、ロシアの『f1news.ru』に対し、ザウバーの決定を支持すると、次のように発言している。

「僕の考えでは、ワールドシリーズ・バイ・ルノーを続けながら、F1チームで3人目のドライバーでいることが自分の成長のためには最善の選択肢じゃないかと思う」

「(ザウバーとの)契約には何回僕が金曜日に走行できるかは書いてないけれど、控えドライバーとしてグランプリに帯同することは盛り込まれている」

金曜フリー走行1回目への出走に関して尋ねられたシロトキンは、次のように付け加えた。

「そのうちのひとつは間違いなくソチで行われるグランプリだと思っている」

「それに、スーパーライセンス取得に向けてのテストについても話し合っている。焦る必要は全然ないし、シーズン開始前か、あるいはシーズン開始早々には完了するはずだよ」

そうした発言からすると、シロトキンが冬の公式テストに参加することはなさそうに思える。これに関して、シロトキンは次のように続けた。

「分からないね。もちろん、チャンスはあるよ。でも誰もが新しい技術の開発にかかりきりになるし、修正すべき問題が発生することもあるだろうからね」

「だから、チームがどういう判断をするのかは分からないよ」

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