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フェラーリ会長、アロンソ優先でライコネンはナンバー2

2013年12月24日(火)11:10 am

フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)のマクラーレン復帰説を一蹴し、アロンソはフェラーリとの契約を満了すると語った。

マクラーレン・グループの会長ロン・デニスは、アロンソのマクラーレン復帰は「ありえないとは言わない」と話している。

モンテゼモーロはこう語った。「マスコミはその方が喜ぶかもしれないが、友人でもあるロンと言い争うつもりはないよ。フェルナンドは2016年F1シーズンまでの契約がある」

「彼に良いクルマを与えてあげられるかどうか、それだけが心配だ」

しかし、今シーズンのクルマの出来に不満をもらしたアロンソの発言には、ミハエル・シューマッハを引き合いにだして苦言を呈した。

「勝つときだけでなく、負けるときも一緒だということが大切なんだ」

「ミハエルは1996年から1999年の間にその方法を学んだんだ。フェルナンドの不満は理解できるとしても、フェルナンドも自分のためではなくフェラーリのために走っていることを理解しているはずだ」

チームへの不満を表したアロンソの態度が、アロンソの反対を無視してフェラーリをキミ・ライコネン(ロータス)との契約に走らせたという見方もある。

モンテゼモーロは、ライコネンはナンバー2ドライバーだと考えている。

「(ライコネンは)自分がキャリアの後半に来ていることを分かっている」

「しかし、彼はレースで強く、アロンソのライバルたちからポイントを奪ってくれるだろう」

また、モンテゼモーロは、今は新たなドライバーとの契約を模索していないとも明かした。

「セバスチャン・ベッテル(レッドブル)はものすごく速くて集中力があり、貪欲に勝利を求める」

「いろいろ問題はあると思うが、ナンバー1ドライバーは問題ではない。2年くらいたったら、またこの話ができるかな」

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