NEXT...F1開催スケジュール

可夢偉、ケータハム入りか

2013年12月24日(火)6:03 am

小林可夢偉(元ザウバー)が先日、ケータハムのファクトリーを訪れていたことが発覚して以来、残りわずか3つとなった2014年のシート争いから目が離せなくなっている。ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌のミハエル・シュミット記者によると、可夢偉とスウェーデン出身の新人ドライバー、マーカス・エリクソンのふたりが、来季ケータハムのレースシート最有力候補だという。

「GP2ドライバーのエリクソンは、スウェーデンの世界的企業から1,000万ドル(約10億4,000万円)の支援を受けている」とシュミットは明かした。

また、可夢偉に関しては、F1復帰を熱望する大勢のファンからの募金を含め、およそ600万ドル(約6億2,400万円)を集めたとしている。

シュミットはさらに、元トロロッソのドライバーで、現在はピレリのテストドライバーを務めているハイメ・アルグエルスアリと、今季限りでフォース・インディアを離れるポール・ディ・レスタにも2014年ケータハム入りのうわさがあると伝えている。

これほどまで多くの有力ドライバーがケータハムの候補に名を連ねる現在の状況は、マルシャ残留を目指すマックス・チルトンにとって歓迎できるものではないだろう。なぜならば、ギド・ヴァン・デル・ガルデ(ケータハム)とシャルル・ピック(ケータハム)がシートを失えば、資金力をいかしてチルトンのシートに狙いを定める可能性があるからだ。チルトンの父親は、アメリカ大手保険会社エーオンの重役を務めており、チルトンのF1デビューにも多大な影響力を及ぼしたと言われているが、同社は今後、支援の対象をF1からサッカーへ切り替えるものと見られている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック