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シロトキンはザウバーのテストドライバーに

2013年12月22日(日)0:38 am

ザウバーからのF1レースデビューがささやかれていたロシア人ドライバーのセルゲイ・シロトキンが、2014年にザウバーのテストドライバーとなることが発表された。

2013年8月のザウバー加入以来、シロトキンはF1デビューへの階段を急速に上がってきた。加入直後から数日間をチームのファクトリーで過ごし、エンジニアたちとともに作業を進めた。9月には、母国ロシアのソチにできた、2014年ロシアGPの舞台となる新サーキットでデモランを披露。10月には、フィオラノで2009年型のフェラーリでテストも行った。ザウバーは、シロトキンをF1デビューに向けて着々と準備を進めている。

ザウバーのチーム代表モニシャ・カルテンボーンはシロトキンのテストドライバー起用についてこう話している。

「8月以来、セルゲイと一緒に働いてきて、彼は着実にF1をその視野に捉えてきました。今回、テストドライバーとして、モータースポーツの最高峰で新しい役割を得ることになりました。彼は集中力があり、冷静で才能あるドライバーです。スーパーライセンスの取得も含めて、これからも彼をサポートしていきます。私達の目標は、彼をF1デビューに導くことです」

ついにF1テストドライバーとなった喜びをシロトキンはこう語っている。

「ザウバーF1チームのテストドライバーになることは僕にとって大きなチャンスだ。自分自身が成長できるように努力して、このチャンスを最大限に生かしたい。F1はすごく複雑だから、こういうチャンスを得ることがすごく大事なんだ。でも、僕の来年の目標は競争の激しいルノー・ワールド・シリーズだ。次のもっと大きなステップに進むために、しっかり準備を整えるチャンスになるはずさ」

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