ホンダ、新型乗用車「ヴェゼル」を発売

2013年12月19日(木)16:19 pm

ホンダは、多面的価値を高次元で融合したクロスオーバーカー「ヴェゼル(VEZEL)」を20日(金)に発売する。価格は187万円から268万円までとなる。

【写真】ホンダ、「フィットシャトル」と「フィットシャトルハイブリッド」(全10枚)

「ヴェゼル」は、SUVの力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさ、さらには燃費性能まで、ジャンルの枠を超えた多面的な価値を高次元で融合させた全く新しいクルマとなる。ハイブリッド車とガソリン車がラインアップされ、それぞれに4WD車が設定される。

エクステリアデザインは、SUVのような安定感のあるロアボディーとクーペライクなアッパーボディーという2つの特徴を融合。ヘッドライトには片側2灯のLEDが採用されシャープでエレガントな表情を実現するとともに、ハイブリッド車のリアコンビネーションランプにはLED導光ストライプが採用され、ワイド感を高めるとともに先進的が上質なデザインが施されている。また、リアアウターハンドルもウインドウグラフィックスに溶け込ませるなど、2ドアクーペのような精かんな印象も与えられた。

インテリアは、フロント席はクーペを思わせるパーソナルな空間とされながら、独自の「センタータンクレイアウト」により、流麗なフォルムからは想像できないミニバン並みのゆとりあるリア席やラゲッジスペースを実現。さらに、手に触れるほとんどの箇所にやわらかな素材を採用することで上質で快適な室内空間の実現が図られたほか、全タイプのフロントマップランプとルームランプにLEDが採用されるなど、高い質感が追求されている。

ハイブリッド車には、新世代ハイブリッドシステムである「スポーツハイブリッドi-DCD」が搭載され、1.5リッター直噴エンジンと高出力モーターとの組み合わせにより、システム最高出力は112kW(152PS)と2.0リッターエンジンに匹敵するハイパワーを実現。環境性能においても、27.0km/L(JC08モード)という国内クラス最高レベルの低燃費を達成している。また、電子制御によりちみつに前・後輪のトルク配分をコントロールする「リアルタイムAWD」がホンダのハイブリッド車として初搭載されている。

<「ヴェゼル」のモデルと価格(駆動方式)>
G/187万円(FF)・208万円(4WD)
X/201万円(FF)
S/212万円(FF)
ハイブリッド/219万円(FF)・240万円(4WD)
ハイブリッドX/235万円(FF)・256万円(4WD)
ハイブリッドX・Lパッケージ/268万円(4WD)
ハイブリッドZ/250万円(FF)
※ガソリン車のトランスミッションはCVT(Sのみパドルシフト付)
※ハイブリッド車のトランスミッションは高出力モーター内蔵7速DCT+パドルシフト

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