インディカーのAJフォイト・レーシングが、来季も佐藤琢磨をドライバーに起用すると発表した。
2010年からインディカーに参戦している琢磨。今年はAJフォイト・レーシングへ移籍し、第3戦ロングビーチでは、同シリーズで日本人初となる優勝を記録するなど活躍した。そして17日(火)に同チームは、琢磨の残留を発表。琢磨は次のようなコメントを残している。
「来年もABCサプライ/AJフォイト・レーシングで走れるのは、素晴らしいニュースです。僕たちにとっての初年度には、素晴らしい結果を残すことができました。チームが来年どんなことをできるか、僕自身が何をできるのかは分かっています」
なお、琢磨の残留に合わせて、チーフエンジニアであるドン・ホリデイ、パフォーマンスエンジニアを務めるラウル・プラドスの残留も発表された。琢磨も両名の残留を歓迎し、こう話している。
「このチームは僕にとって、とても特別なチームなんです。チームが僕を支えてくれていると常に感じていましたし、レースで優勝を目指すための自信を僕に与えてくれました。この素晴らしい関係を今後も続けていけることがとてもうれしいです」
「来年に向け、どこに集中すべきなのかは分かっています。新しいホンダ・エンジンをテストするのが楽しみですね。僕が聞いている限りでは、これまで以上に2014年の僕たちを上位へ導いてくれるエンジンのようです。タイトル争いをする自信はあります」
琢磨は来季に向け早くも始動し、18日(水)にはセブリングで行われるテストに参加する。