F1ドライバーたちは、クリスマスまでに、来季から導入される「固定ナンバー制」によって、今後のF1キャリアを通じて使用することになる希望ナンバーを申告することになっている。
F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が開始した個別ナンバー選択手順によれば、F1ドライバーたちは2から99までの間で、自分が希望する番号を第3希望まで申し出ることになっている。そして、すでに来季フォース・インディアから出走することが決定しているセルジオ・ペレスは、11番を希望していることが明らかとなった。
さらに、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、自身のラッキーナンバーである14を、ジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)は、F1の象徴的ナンバーである27を、そしてニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は、父親のケケが1982年にF1タイトルを獲得したときの番号である6を、それぞれ希望しているとみられている。
これに加え、ウィリアムズのバルテリ・ボッタスはツイッターに「Bo77as」というハッシュタグを加え、49,000人に及ぶフォロワーに対して77番を第1希望にしたことを告げている。また、来季ボッタスのチームメートとなるフェリペ・マッサも19を希望していることを明らかにしている。
だが、レッドブルに昇格するダニエル・リカルドを含むほかのドライバーたちは、今のところ自分の希望する番号を明らかにしていない。
リカルドは次のように語った。
「今のところ、僕は話さないでおくよ。(でも)F1ドライバーに来年から自分の好きな番号を選ぶ自由が与えられたのは素晴らしいことだね」
そのリカルドの後任としてトロロッソから2014年にF1デビューを飾ることになったダニール・クビアトは、「自分の番号をどうしようか、一晩中考えたよ」と語るにとどまった。
さらに、ロータスのロマン・グロージャンは、「第3希望までの番号はFIAに送ったよ。でも、今のところは秘密にしておこうと思う」とコメント。
そんな中、フィンランドの『Ilta-Sanomat(イルタ・サノマット)』紙は、今年までそのグロージャンのチームメートであったキミ・ライコネンは、今年ロータスで付けていたものと同じ7番を、来年の自分のヘルメットとフェラーリのF1カー用の番号として選択したと報じている。
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