チームの財政難に陥っているザウバー。以前、ロシアの投資家集団と契約したと発表されたが、入金は行われたものの、いまだ厳しい状況が続いている。ここへきて、新たな投資家グループが先日、ザウバーの本拠地ヒンウィルを訪れたという。
チームの内部事情に詳しいスイス『Blick(ブリック)』紙のロジャー・ブノワ記者によると、1年前にも、キミ・ライコネンをはじめとする投資家集団がザウバー買収に興味を示したことがあるという。
「キミはただの仲介人だった」と、チーム創設者のペーター・ザウバーは語り、ブノワの記事を認めた。ザウバーは2001年、当時無名だったライコネンをF1デビューさせた人物だ。