フォース・インディアのシートを失ったポール・ディ・レスタの2014年ドイツツーリングカー選手権(DTM)復帰がほぼ確実となった。
来季のF1グリッドでいまだ空きのあるザウバー、マルシャそしてケータハムのシートには、スポンサーからの強力な後ろ盾を有するドライバーが収まりそうだ。
ディ・レスタには、アメリカのインディカーシリーズを引退した、いとこのダリオ・フランキッティに代わってチップ・ガナッシ入りするとのうわさもあった。
しかし、チップ・ガナッシはオーストラリア人ドライバーのライアン・ブリスコーの加入を発表している。
「ディ・レスタがメルセデス時代の2010年にタイトルを獲得したDTMに復帰するのは、ほぼ決定的」と『Scotsman(スコッツマン)』のジム・マギル記者は伝えている。
マギルは、マーク・ウェバー(元レッドブル)にならってWEC(FIA世界耐久選手権)に参戦するのも選択肢のひとつだとしているが、この件に関するディ・レスタからの発表はまだない。
「来シーズンの去就について、言える立場にない」とディ・レスタは述べている。
「でも、ひとつだけ確実なのは、競争力のあるクルマに僕が乗っているだろうってこと。それも、レースに勝つだけじゃなく、チャンピオンもねらえるシリーズでね」と話した。