2014年の最終戦にはポイントが「2倍」与えられるというルールが導入されることになった。これに対して大きな反対の声が噴出しているものの、フォース・インディアと来季の契約を行ったセルジオ・ペレスは、そのルールを支持する発言を行っている。
シーズンの最後までタイトル争いの興味をつなげるために導入されることになったこの「ポイント2倍」ルールは、ファンの大きな反対で迎えられるとともに、2013年に最年少で4年連続チャンピオンとなったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)も、「ばかげている」と非難している。
だが、マクラーレンを1年限りで放出され、フォース・インディアでF1キャリアを継続できることになったペレスは、そうした否定派には賛同できないと12日(木)に『Reuters(ロイター通信)』に対して次のように語った。
「ある意味では正しいだろうし、ある意味においては間違っているだろう。でも、僕は前向きにとらえているよ」
「僕は、それによって最終戦がかなり面白くなると思うんだ。誰にとっても条件が全く変わってくる可能性があるからね」
「いいことだと思うし、そのルールに文句はないよ」