2014年F1シーズンに向けた冬季テストが来月下旬、スペインのヘレス・サーキットで行われるが、ロータスがこれを1週間延期するよう求めている。
『Speed Week(スピードウィーク)』のマティアス・ブルナー記者が伝えたもので、9日(月)にパリで開かれたF1委員会の会合で意向を伝えたのだという。ロータスはもっか資金難に苦しんでいる。
来週バーレーンで予定される来季用タイヤのテストには、ピレリが全チームに2013年型マシンを使っての参加を促している。だが、誘いを断ったチームの中にロータスも含まれることは既知の事実である。
そのうえ2014年の公式テストに向けた準備も間に合いそうにないことが、これで明らかになったわけだ。このテストでは、新V6ターボエンジンを搭載した新マシンが初走行する。
ブルナーはあるチーム代表のこんな声を紹介している。「ヘレスの日程は誰もが把握している。当然、そこに向けて予定を立てているはずだ」
「だが、もし間に合わないとすれば、 自業自得というしかないね」
『Speed Week(スピードウィーク)』は、ロータスのテスト延期要求が通る可能性は30パーセントとする、別のチーム関係者の見通しも併せて伝えている。