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ウェバーのF1引退、原因はやはりベッテル

2013年12月10日(火)11:12 am

セバスチャン・ベッテルのご機嫌とりに走るレッドブルを見て引退を決めた。先月惜しまれつつF1のコックピットを降りたマーク・ウェバーの弁だ。

ことの起こりは2010年のタイトル争い。その後、ベッテルがF1連覇を続けるにつれ、2人の関係は手がつけられないほど悪化した。

きわめつけは今年第2戦マレーシアGPの、ベッテルがチームオーダーを無視してウェバーから優勝をもぎとった「マルチ21」事件だ。他チームが興味を示しながらもF1引退を決めたウェバーはポルシェに加入、2014年はル・マン24時間をシリーズに含むWEC(世界耐久選手権)に参戦する。

「ロータスやフェラーリといったチーム、それにキミ(ライコネン/ロータス)を取りそこねたレッドブルもいちおう検討材料に入れたよ」と、『BT Sport(BTスポーツ)』に語るウェバー。

しかし結局ベッテルとの衝突は避けられないと判断。F1から身を引くことにしたのだ。

「チームの未来はセバスチャンにかかっていた。彼らとしては、なるべくセバスチャンの機嫌をとっておきたい。そんなことを感じとったら、やはり“このままチームにとどまっていいものか”と考えてしまうよね。F1を辞める理由としては十分だろう」

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