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フェラーリがライコネンと契約した理由

2013年12月10日(火)11:36 am

フェルナンド・アロンソのイライラが、フェラーリをキミ・ライコネン契約に走らせた。

そう語るのは、自身もかつてはフェラーリの一員で、ロータスにいた1978年には故ロニー・ピーターソンと黄金コンビを組んでF1タイトルを獲得したマリオ・アンドレッティだ。

「私に言わせれば、イライラしたアロンソが余計なことを言ってフェラーリを怒らせたのさ」と、『Marca(マルカ)』紙に話すアンドレッティ。

アンドレッティの言う余計なこととは、のちにフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロがお仕置きを加えたというアロンソの問題発言だ。

アンドレッティは次のように続ける。「さもなければ、アロンソの座を脅かし、もしかしたら負かしてしまうかもしれないドライバーをフェラーリが雇うはずがない」

フェラーリ加入後4年間、アロンソはフェリペ・マッサという格下と評されることの多いチームメートを相手に戦った。だが2014年は過去にフェラーリでF1タイトルを取ったライコネンがアロンソに立ちはだかるのだ。

2013年のシーズン中、アロンソがとった態度についてアンドレッティは、さらにこんなことを言っている。「フェラーリでは態度に気をつけることだね」

「彼(アロンソ)はいつも立派にふるまってきたが、ほんのわずかに見せたスキがモンテゼモーロの逆りんに触れてしまった」

「このあとどうなるか、見ものだね」

「キミがフェラーリに来るのはアロンソを助けるためじゃない。彼は勝ちに来るんだ」

「きっと、見ていてワクワクするような素晴らしいバトルになるだろう」

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