FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、来秋初開催が予定されている電気自動車によるレース、フォーミュラEについて「少し懸念している」という。
「反響の大きさに驚いている。先行きは明るい」と話すトッド。「大都市で開かれるレースを訪れるのは楽しみだよ」
「しかし、同時に少し心配でもある。というのは、期待が膨らめば膨らむほど、失敗したときの失望も大きい。果たしてどうなるかな」
「フォーミュラEに乗るのは有名で才能豊かなドライバーばかりだ。でも、もしあるチームが1つか2つのレースでF1ドライバーを走らせるとしたら? それはそれで、ありだと思うがどうかな?」と話すトッドだった。