マクラーレンのジェンソン・バトンは、今年いっぱいでチームを離脱するセルジオ・ペレスをほかのチームに強く推薦している。
マクラーレンは、1年だけでペレスを放出し、チームが育ててきた新人のケビン・マグヌッセンの起用を決定したが、バトンは、これに驚いたことを認めている。
23歳のペレスは、2014年のF1シーズンに向けて次のシートを見つけなければならない状況に追い込まれている。バトンはほかのチームに向けて、「頭が良くて、すべてそろった」ドライバーを求めるなら、ペレスを雇うのは賢い選択だと話したと、フランスの『L’Equipe(レキップ)』が伝えている。
「チェコ(ペレスの愛称)は今年、たくさんのことを学んだと思う」
「マクラーレンは、彼が目標を達成できるよう、必要なことをすべて提供したという点で、とてもいい仕事をした」
「一度にすべてを吸収するのは、すごく難しいこともあるけれど、チェコにはそれができたんだ」
新しいチームメートになるマグヌッセンについて聞かれたバトンは、次のように語った。「もう1台に誰が乗るかを決めるのは僕じゃない」
「僕に言えるのは、チェコは今年素晴らしい仕事をしたということだけだ。シートが空いているチームは、彼の起用を検討すべきだよ。速いだけじゃなく、頭がいいんだから」
「彼は、すべてそろったパッケージだよ」