NEXT...F1開催スケジュール

ウェバー「最後にヘルメットを脱いでよかった」

2013年11月25日(月)8:42 am

インテルラゴス・サーキットで開催されたF1第19戦ブラジルGP、決勝を終えたマーク・ウェバー(レッドブル)は次のようにコメントした。

【結果】F1ブラジルGP決勝の結果。優勝者のタイム、2位以下はギャップ

■マーク・ウェバー(決勝2位)
「最後にヘルメットを脱いだのはよかったよ。このスポーツでは常に自分流のやりかたをできるわけじゃないけどね。僕たちはいつもヘルメットをかぶっている。だから、ファンのみんなはヘルメットを脱いだドライバーがF1カーに乗っているところを見ることはできないよね。ヘルメットを脱いで、マーシャルたちやファンをじかに見ることができたのはよかった。本当にいい経験になった。普段は聞けないいろんな物音が聞こえてきたよ」

「今日、実際のところ、つらかったのは最後にクルマに乗り込むときだった。正直に言うと、いろんな感情に押しつぶされそうだったんだ。ヘルメットをかぶってクルマに乗り込む瞬間が、今日1日の中でももっとも感動的だった。そして、フィニッシュラインを横切ってみんなの顔を見たときはうれしかったよ。クリスチャン(ホーナー/チーム代表)が無線で、最後の1周を楽しめと伝えてきたけど、僕はそうした。できる限りゆっくり走ったよ。今日は本当に特別な日だった」

「セブ(セバスチャン・ベッテル/チームメート)と僕はずっと競い合ってきたし、フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)と仲よくするほうが簡単だった。彼はほかのチームだからね。でも、この2人と表彰台に上って終えることになったんだ。彼らはこの世代では最高のドライバーだったよ。彼らと何度もレースをしたけど、彼らとともに表彰台に上って終えることができるのは僕にとってはうれしいことだ。大きな意味があるからね。僕は自分のキャリアを終えるときでさえ、うまく走ることができると示すものだし、正しいタイミングを選択したということを示せたんだ」

「F1は僕が愛したスポーツだ。こういうキャリアを歩めるとは夢にも思っていなかった。素晴らしい成績のときもあったし、厳しい成績に終わったこともあった。でもそれも必要なことで、逆境から学んできたんだ。もっとも大きく、強い思い出はクルマに乗っているときのもの。僕たちはそうするために調整や訓練を行ってきている。限界ギリギリで走ることのために僕は給料をもらっていて、そうすることを楽しんできた。このレベルの個人にとっては、それがもっとも強い思い出として残るものだよ」

【写真】F1ブラジルGPの美女(全8枚)

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック