2013年のF1シーズンが終わっても、来季に向けた話題でF1ニュースは絶えない。そのひとつが、2014年のドライバーラインアップだ。ドライバー市場には、スポンサーから強い支援を得ているパストール・マルドナード(ウィリアムズ)とセルジオ・ペレス(マクラーレン)が残っている。
マルドナードはベネズエラから4,000万ユーロ(約55億円)、ペレスはメキシコから1,500万ユーロ(約19億円)持ち込めると報道されている。
2014年のドライバーが決まっていないチームのうち、最も実力があるのがロータスだ。しかし、投資家集団クァンタムからの資金が到着せず、契約がまとまっていない。
また、ザウバーもまだドライバーが決定しておらず、マルドナードとペレスの両方と交渉を行っているといううわさがある。
ザウバーのチーム代表モニシャ・カルテンボーンは、ドライバーの決定は「まもなく」だと話している。
「もしかしたら、来週(25日の週)かもしれません」とカルテンボーンは、F1最終戦ブラジルGPが行われたインテルラゴスで『RTL』に話した。
マルドナードは、資金がなくても才能だけで契約する価値が自分にはあると話している。
「レッドブルでチャンピオンになるかもね」というマルドナードの言葉をブラジルの『Totalrace(トータルレース)』が伝えている。
また、『EFE通信』によるとマルドナードは、「市場にいるドライバーのうち、レースで勝ったことがあるのは僕だけだ」と話したという。
『Marca(マルカ)』は次の言葉を紹介している。「このことだけは分かっている」とマルドナード。「僕は来年もF1にいる。100パーセント確実だ」