ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)は、フォース・インディアと1年契約を交わしたとドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌が伝えている。
ミハエル・シュミット記者は、ヒュルケンベルグの契約には2014年以降の「オプション」が付いていると伝えている。2015年については、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が移籍した場合に備えて、フェラーリがヒュルケンベルグを後任候補にしているといううわさもある。
「この契約は、数日間のうちに発表されるはずだ。F1ブラジルGP直後の可能性もある」とシュミットは書いている。
来年、フォース・インディアでヒュルケンベルグのチームメートになるのは、エイドリアン・スーティルと見られている。
スーティルは何週間も前から、チーム残留をにおわせてきた。
「もう分かっているけれど、言わないよ」とスーティルはドイツのテレビ局『RTL』に笑顔で語った。
「契約して何カ月にもなる。もう署名済みだ。公式には認めたくない。チームには、契約の状況を公にしてはいけないというルールがあるからね」
「でも、来年も絶対に戻ってくるよ」とスーティルは話している。